世界の人口で、今まで一番多かった中国をインドが抜きました。
「0ゼロ」を発明したのはインド人だそうです。
更に、アメリカの億万長者の9人に1人がインド人だそうです。
海外に出て成功しているインドの方を「印僑大富豪」と呼ばれています。
私たち日本人は、インドと聞くと「カレー」を思い出します。
あとは、仏教の発症の地であったり、インダス川や像をイメージします。
インドには、多くの神々が存在します。
しかし、それ以外にもインドには、素晴らしい思考法があったのです。
それが『ジュガール』です。
この事を知ったのは、書籍からです。
サチン・チョードリー著作の『大富豪インド人のビリオネア思考』です。
この本の中で、『ジュガール』が詳しく解説されており、
今まで日本人にない思考方法なので、この思考法を真似するだけで
成功出来ると確信を得ましたので、ご紹介させて頂き、私の解釈も述べさせて頂きます。
まずは、著者であるサチン・チョードリーさんについて
”サチン・チョードリーさんは、外交官の父親に連れられて幼少期に日本に来て、
その日本の印象が忘れられず、1996年に再来日を果たします。しかし、当時は日本語もわからず、日本の風習もわからず、
無謀にもフルコミッションの戸別訪問営業に入ります。この時点で、日本語も満足に話せないインド人がと思いますが、
当然、最初の頃は、門前払い、塩まで撒かれたそうです。インドに帰ろうとしていた時に、印僑大富豪に出会ったそうです。
そこで、殻が教えてくれたのは、3つのことです。※印僑(インキョウ)とは、海外で移住するインド人のこと
「自分の中の神様を起こして」
「自分に合うビジネスに集中して」
「ジュガールを徹底的に使え」その中のひとつに「ジュガールを徹底的に使え」があります。
今まで、私の中でインドの神様「ガネーシャ」は存じていましたが、
その他にも、インドには多くの神様が存在するそうなのです。しかし、今まで「ジュガール」と言う思考法は知りませんでした。
サチン・チョードリーもこれらの3つの印僑大富豪からの教えを守り、
それまでの営業活動を再開すると、四ヶ月連続で営業成績日本一の実績を上げたそうです。更に、サチン・チョードリーの当時の部下たちに「ジュガール」を伝授することで、
次々に成果を出して成功を収めるようになったそうです。”
その3つの印僑大富豪の教えの中で、私が大注目するのは、
「ジュガールを徹底的に使え」のこの「ジュガール」なる思考法です。
実は、「失敗」と「成功」は裏表の関係なのです。
裏の「失敗」の考え方を少し変えて行動するだけで「成功」の表にパターンへと変わります。
しかし、その少しの差が大きのです。
ある人にとっては絶対の裏表をひっくり返すことの出来ない世界ですが、
ある人にとってはいともたやすいことなのです。
少しだけ発想と行動を変えるだけで、人生は変わります。
その叡智が「ジュガール」の中に詰まっています。
アメリカ在住の印僑の9人に1人は年収1億円以上あり、
印僑のビリオネア(億万長者)は全世界の10パーセントを占めるそうです。
それは、「数学が出来る」「コンピュータに優れている」だけではありません。
「ジュガール」を信じて、ビジネスで「ジュガール」を駆使する。
なによりも「ジュガール」によって人間関係を構築していたからこそ、
成功と富、信頼を勝ち得ることが出来たのです。
また、サチン・チョードリーも、日本語のわからない状態でも、
「飛び込み営業」の仕事で4ヶ月連続で営業成績が全国トップになれたのです。
それは、まさしく、「ジュガール」を知り、実践したからなのです。
「なぜ、私がここまで言えるのか?」って・・・
それは、この「ジュガールの七つのカギ」を知ったからに他なりません。
確かに、この「ジュガールの七つのカギ」を使えば、間違いなく成功への道は開けます。
但し、この「ジュガールの七つのカギ」は非常に厳しく、
本当に真似できるか?・・・「ちょっと、躊躇する部分もある!」
それらを踏まえて解説していきます。
【ジュガールの七つのカギ】
1.【ジュガールの1つ目のカギ】
「少ない力で多くの利益を得る」
インドでは、何もない環境でもいろいろな斬新なイノベーションが生み出されています。
例えば、電機が通じていない地区でも使用出来る「陶器製の冷蔵庫『ミティクーエウ』」です、」
2009年にインドで発売された車、タタは店頭販売価格11万5000ルピー(約21万8500円)で世界最安値車です。
このようにインドでは、信じられないイノベーションが起きています。
それが起点となっているのが、「ジュガール」なのです。
⇒私の視点
サチン・チョードリーも、日本に来て「飛び込み営業」をして、最初のうちは「ペコペコ営業」をしたそうです。
ところが、すぐに、その「ペコペコ営業」の非効率さに気づき、ある時点から「紹介してもらう営業」に変えたそうです。
なるほど、「私もドアtoドアの営業・・・ペコペコ営業」をしてきて実績が上がりませんでした。
苦労して実績がない、少ない力(営業アイデア)で成果を勝ち取る、これが「ジュガール」なんでしょう。
2.【ジュガールの2つ目のカギ】
「自分の枠を超えた発想で考え、行動する」
今の日本人は、元気がなく、すぐに「出来ない理由」や「断る理由」を探します。
まるで「成功」や「前進」を拒んでいます。
「いつもと同じようにやれたらそれでいい」と「変化をしたくない」自分の枠に縛られています。
これらを打破するには「ドラえもんの四次元ポケット」の発想が必要です。
例えば、「どこでもドア」や「タケコプタ」などの自分の枠を超えた発想が必要です。
⇒私の視点
確かに、今の日本人は景気の良かった頃に比べ、どんよりしている。
実は、私も「借金で首が回らない」、いつもオドオドしている。
でも、発想を変えて「借金は借金、絶対返す、だから少し待って」
それとこれとは違い、自分の枠を飛び越え行動するぞ・・・
3.【ジュガールの3つ目のカギ】
「やわらか頭で考えて、ピンチをチャンスにする」
よく例え話しで、「コップに半分入った水」が出されます。
コップ半分に入っている水を「もう半分しかない」と捉えるか?
それとも「まだ半分も残っている」と捉えるかで人生が変わります。
プラス思考で「まだ半分もある」と捉えることで前向きな発想が出来るのです。
人生には、いろいろなピンチが訪れますが、通り一遍の考えでは、ピンチはピンチでしかなく、
プラス思考で前向きに捉えることで「ピンチがチャンスに」
変わることもあります。
何もないところから、「チャンスを生み出すやわらか頭」が必要です。
⇒私の視点
柔軟な頭を持つためには、ある程度の財力が必要です。
今まで、借金に追われた状態では、そんあ余力など引き出せません。
「タマゴが先か?、ニワトリが先か?」の問題になりますが、
財力があるところに成功が来るか? それとも成功の中で財力(お金)が来るかになると思う。
私は、その成功も財力も同時にやってくることを望む。
4.【ジュガールの4つ目のカギ】
「シンプルに考える」
日本人はどうしても、家電でもやたら多くの機能を付けたがります。
その成果が、複雑な家電が出来上がります。
「こんなたくさんの機能誰が使うの?」となります。
その結果がデザインがゴチャゴチャして使いづらい家電となり、世界中で売れなくなります。
それに反して「米アップル」などは、すごくシンプルです。
デザインがシンプルでスッキリとしていて美しく、それでいて使い易い。
日本人にもこの発想が必要でしょう。
⇒私の視点
「わかります、この日本人の発想」日本人は機能を盛りだくさんにすることで、
その家電の価値を高めようとしています。
機能が豊富にあることで他社との競合に勝とうとしているのです。
私も今まで同じ発想でしたが、今ではその発想では勝てません。ということに気づきました。
5.【ジュガールの5つ目のカギ】
「決してあきらまない」
もし、コーヒーを求めて喫茶店に行きますが、たまたまコーヒーがなかったら、
大半の日本人はここであきらめることでしょう。 「出直して来よう」となります。
しかし、インド人は「そのままなにもせずにあきらめる」という行動パターンはありません。
インド人なら「絶対にあきらめない」となるそうです。
これが無いと「成功」は出来ません。 「あきらめない精神」が必要です。
⇒私の視点
「私なのすぐにあきらめます。」今まで、すべてこのパターンでやってきました。
だから、「成功」出来なかった・・・
私なら「コーヒー豆の切れた喫茶店で待つより、さっさと別な喫茶店に行く」となります。
しかし、インドでは2軒目の喫茶店がなかったり、離れていたりするので「その店で粘る」
「あきらめない」となるのでしょう。
でも、それが正解だと思います。
コーヒーという些細なことですが、その「あきらまない心情」が骨の髄まで浸透しており、
いろいろな場面でも、その「あきらまない」が発揮出来るのでしょう。
これを会得しなければなりません。
6.【ジュガールの6つ目のカギ】
「自分を抑えつけない」
日本には、「出る杭は打たれる」といおうことわざがありますが、
これは日本特有の「奥ゆかしい」、「思慮深い」と捉えがちですが、
そんな塩嶺していたら、ビジネスでは決して勝てません。
あえて「出る杭」になることが必要です。
「日本人は怖がりすぎる」のです。
実は、「私も怖がり過ぎています。」
尊敬する人や頼み事をする場合に、上の人に電話する場合でも「日本人は遠慮します。」
「こんな偉い人に電話したら、怒られる。」
でも「ジュガール」をやっている人なら、相手がどんな重要な人物であろうとも「いきなり電話をする」
そうです。
そんな悠長なことは言ってられません。
いきなり電話して頼み事をします。 但し、礼儀は守らねばなりません。
失うものがないにもかかわらず、「飛び込むか」か「やめるか」かで迷っているなら、
いますぐ「飛び込む」を選んだほうがよいのです。
実は、「出る杭」は打たれないのです。
⇒私の視点
しかし、「どんな人でも、いきなり電話出来るか?」
その発想には、まだ、先がありました。
もちろん、電話する相手を選びます。
その人が本当に必要な人か? また、電話して目的を達せられるか?
その部分を吟味して、「本当に必要ならば、怖がらず電話する。」となります。
意外と電話しても、相手は迷惑がってはいないものです。
7.【ジュガールの7つ目のカギ】
「セルフ・エフィカシー(自己効力感)を大事に育てる」
※セルフ・エフィカシー(自己効力感)とは、人が行動や成果を求められる場面で、
自分には、出来るという能力が備わっていると認識できることを指します。
「ジュガール」を意識していると、今まで出来ないと感じていたことが、
出来ると考えれるようになります。
その小さな成功の積み重ねが、「自分なら出来る」という自信に変わっていきます。
このセルフ・エフィカシーを信望することで、ウソのように「チャンス」が舞い込んでくるのです。
「何事もじぶんならできる」
⇒私の視点
今まで、いろんな壁が現れたが、負けて来た・・・残念ながら逃げもした。
これが今までの成果として結果に現れていると思う。
しかし、今「ジュガール」を知ったことで、今一度この「ジャガール」を人生の転機と捉え、
実践してみよう。
最後に、人生とは、不思議なものです。
人生の半ば以上を過ぎても、探究していくと目の前にいろいろなものが現れます。
この「ジュガール」もそのひとつです。
ただ、今までも多くの優れた「思考法」とか「思想」が現れていたはずです。
その「チャンス」にも匹敵するものを見逃していた?
また、やったが成果が出る前にあきらめて挫折していた。
ということです。
「人生の成功」は「やるか?」 「やらないか?」のふたつです。
当然、「やらなければ」、何も変化は起こりません。
成功もありません。
成功したいのなら、「これや」と決めたことを「やる」だけです。
それも続けるのです。
失敗しても、続ける、成功するまで続ける。
何度失敗しても、続ける・・・そこには「成功」が待っている。
まとめ
インドにこんな素晴らしい「教え」があった。
これらの七つのカギをひとつづつ開けていこう。
今後、実践で経験した「ジュガール」を記事にしますので、
期待して待っていてください。
そして、その成功の道程を是非辿ってください。
「ジュガールの会得」へと続く・・・