三日坊主だった私が「続けれる」理由とは?
もともと、飽きっぽい私
今まで、何度も途中で断念して最後までやり通せなかった。
それに意思が弱くてちょっとした誘惑にすぐ負けてしまう。
いつも悩んでいました。
「どうして長続き出来ないのか?」
「どうやったら長続きする?」
これらを克服して最後まで物事をやり遂げたい。
と強く思っています。
そして、この本に出会いました。
人生を変える「続ける」技術
~ポロコーチ夫婦が教える意思が弱くてもできる「継続力」の高め方~
著者:坂本 勝俊 船橋 由紀子
出版社:ナツメ出版企画株式会社
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本の中での回答は、
”継続できる人とできない人の違いは、
意志力でも性格でもなく、
「ものの見方・考え方(思考パターン)」の違い”
残念ながら、この時点では、ピンときません。
「え~っ、意志力でもなく、性格でもない・・・」
「では、一体この思考パターンとは、なんぞい?」
そして、こうです。
”本気で何かを続けたいのであれば、
結果を変えようとするのではなく、
あらゆる行動の源になっている意向パターン
(ものの見方や考え方)を見直してほしいのです。”
「ますます、わからない、思考パターン
それも私の思考パターンって、一体何やろ?」
それへの回答が
”その答えを知っているのは、あなた自身の思考パターンを知るあなたしかいません。”
「おい、おい、わからんぞ、どうやった自分自身の思考パターンを知る?」
それをこれから本文で解説していくのだろう~
”継続力をアップさせたいのなら、
最初にあなたの思考パターンを知ること。
そして、次にその思考パターンを鑑みて、工夫なり仕組みなりを自ら着想したり、
最適なものを選んだりするための「ベースとなる考え方」を知ることが、本質的に重要なのです。”
「つまりは、自分の思考パターンを知らなければ、
続けること事態が出来ないという訳か?」
「じゃ~、本文を読み進めて行くしかない!」
——————————本文( 序章 )———————————————
まず、「続けれる」の定義です。
「続けれる」とは、「継続率を高める力」のことです。
つまり、「継続力の高い人」は、
「継続率を上げたり、離脱室を抑えたりする術を知っている人」のことです。
このように、行動を継続する「力」を「率」や「割合」で捉えることで、
決して、「継続できるか?、できないか?」という単純なオール・オア・ナッシングではないということです。
そう捉えず、「続けれる」を「継続率を上げる力」で捉えることが基本となります。
だから、どうやったら、「継続率を上げれるか? 離脱率をどうやって抑えるか?」
という課題に変えます。
そこで、三日坊主の癖の人は、
「あ~また、やってしまった。」
「また、途中で断念してしまった。」
と自己否定で自分に対して自信を失います。
そして
責任転嫁の人は、課題と直面することが出来ません。
そうではなく、
如何に「継続率を高い水準で維持できるか?」に注目します。
そのためには、その「継続率を高める工夫」を事前に考えておくのも一手です。
その前に、「どうして私たちは、継続を止めてしまうのか?」
について考えてみましょう。
この状態のとき、「耳元でもうひとりの私がこう言っています。」
「今日はがんばったのでやらなくてもいいんじゃない?」
「面倒くさいからいいんじゃない。」
「明日からでいいんじゃない?」
そして、「そうするか。」と負けてしまいます。
これは脳内の自分との戦いでもあります。
そして、もうひとつは、「意志力の強さ」です。
「意志力」は筋力と同じで、前術の「甘い囁き」に対して
「意志力=筋力」を使って抵抗出来ます。
しかし、「意志力」だけに頼ると、結局は続けにくい状態にもなります。
つまり、「意志力=筋力」なので疲れていると、全く機能しなくなるからです。
そして、もうひとつ厄介者がいます。
それが「ストレス」です。
この「ストレス」が「継続」を邪魔します。
では、「継続できる人」と「継続できない人」の違いは何でしょうか?
「継続できる人」も最初からそうではなかったことを理解してください。
まず、過去の時点で、「続かない」の原因が何であるかの理由は、
ひとつは「意志力=筋力」の弱さ
もうひとつは「ストレス」の抵抗
でした。
——————————本文(第1章「目的を明確にする」)———————————-
「やり続ける」ためには、それに見合わ目的がないと
なかなか人は「継続」出来ません。
何かを継続したいのなら、継続した先にある自分が望む未来イメージを
より、具体的に描いてポジティブな未来像として作り上げてください。
「人は感情に左右される生き物」です。
今すぐそうなりたいから、行動に移す目的が必要です。
その一番上位の目的を叶えるために
目先の目標を個々に設定していき目的に近づけて行くのです。
その目標とは、「目指す未来(目的)を実現するため」に、
今、自分がどんな行動したらいいかを明確にするために立てるものです。」
そして、目標とは未来を直接変えるものではなく、
今現在の行動にスイッチを入れて行動を起こすためのトリガー役になります。
その目標が正しく設定出来ているかどうかは、「あなたが、立てた目標にワクワクして
行動に移せるか?」で決まります。
決して、他人から依頼された目標や人から与えられた目標は、続きません。
それの一番の大きな理由は、「やらされ感」があるからです。
そのためにも、自分本来の目的と目標を保たないことには、
「継続」出来ないのです。
過去の体験が力になる・・・
「これまでで何か夢中になれたり、続けられたことは何ですか?」
そのとき上手くいった原因は何だったのでしょうか?
また、その逆で「途中で挫折した体験」では、
「そのとき、どうしてダメだったのでしょうか?」
何か外院だったのでしょうか?
それらの体験が今回の目的・目標へ向かう「継続」に役立ってきます。
成功体験をヒントにして、また、失敗体験を同じ轍を踏まないとします。
最後は、「未来イメージ」を脳内に薔薇色の未来を広げて、
自分の未来がそうなる!と脳内いっぱい満たします。
それが、甘い香りでいっぱいで、ワクワク感が出てくるとそれが真の目的となります。
——————————本文(第2章「できそうなことからはじめる」)———————————-
まず、一番頂上の目的:「何のためにやるのか?」
そして、二番目の目標:「実際に、どんなことを、どのくらいすればいいのか?」
を決める必要があります。
その上で、「何をもって成功といえるのか?」という判断基準をどちらも具体的に設定する。
スタート
ここで気を付けないといけないのが、
最初はテンションが高いので、少々無理な目標でもイケイケドンドンでやってしまいます。
でも、それでは後々まで続きません。
まずは、小さな行動から始めて「続けられる」という自信を付けてスタートします。
中間地点
少し「継続」が出来て、小さな達成感が積み重なれば、
全体を見渡して、目標・目的が必要かどうかを俯瞰してみます。
折り返し地点
「継続」が続けば、その中でも「習慣化」できそうなものは、
「習慣化」に位置づけていきます。
そして、次の、目標・目的を追加して行きます。
——————————本文(第3章「仕組みを取り入れる」)———————————-
「継続」出来なく挫折した目標・目的があれば、
何がその「継続」の障害となったかを見出します。
その障害に対する予防策を考えます。
その予防策で使うのが「仕組み」です。
「仕組み」とは、障害を乗り越えるための「企て」や「戦術」のことです。
どうやって、この障害を切り抜けるか?を「仕組み」で解決します。
1.仕組み(ハビット・ループ)の具体化
・第1ステップ:トリガー(きっかけ)⇒よりわかりやすく、より目立つようにする
「きっかけ」について
「つい忘れてしまう自分」をどうにかする仕組みはないか?
忘れないようにするためには、視覚に訴えます。
例えば、「お金持ちになる第1歩・・・収入の1割を貯金する」と見えるところに書いて貼る。
数値化で見える化する。
例えば、グラフや達成チェックリストを作る
アンカリング(外的刺激)を求める。
例えば、時間や場所、人、音、匂いなどにより「やらなければ」と感ずる
既存の習慣にくっける
例えば、歯磨きの後に、深呼吸をするという習慣にする。
別なものに置き換える
例えば、小腹が空いたらおやつを食べる→ナッツにする
・第2ステップ:欲求⇒より欲求が高まるようにする
「欲求」は、「やりたい」「やらなきゃ」「やってもいいかな」と思える仕組み作りです。
緊急度・重要性を上げる
例えば、周囲に宣言することで「やらなきゃ」となる
小さな行動でやってみる
例えば、1分間だけやってみる
グループに参加する
例えば、グループやコミュニティに参加して「やる気」を上げる
・第3ステップ:反射⇒より反射が高まるようにする
「反射」とは、「面倒くさい」と感じる前に行動に移せる仕組みを作る。
言い訳をつぶしておく
例えば、「◯◯だから出来なかった。」という自分を正当化しようとすることに
それを言い訳出来ないように仕組みを考えておく。
導線を短くする
例えば、ジムに通いやすいように、近くのジムを選ぶ。
・第4ステップ:報酬⇒より魅力的に感じるようにする
「報酬」とは、「やってよかった」「またやりたい」と思える仕組み作りのことです。
チェーンを切りたくない
例えば、達成出来たらカレンダーに丸を付ける
ご褒美精度を作る
例えば、1時間勉強出来るたびに達成リストにシールを貼る
ゲーム性を取り入れる
例えば、誰かと勝負形式にする
プロセスを楽しむ
例えば、楽しいと思える練習法を取り入れる
・第4ステップ:独自ルールを作る
・わかりやすいルールを決める
・完璧を求めない
・第5ステップ:成果をあげやすい環境づくり
「より短い時間で効果が出る仕組みの考案」
・時間と場所を選ぶ
・集中力を阻害する要因を排除する
・効率ツールを使う
これらのステップを複合的に使って「継続力」を上げる
——————————本文(第4章「改善していく」)———————————-
これらの仕組みを実行しても失敗することはあります。
そこで・・・
続けられなくても「感情的な反省」はしない
継続力を上げるためにPDCAを回す
「ダメな理由」を自分のせいにしない
「具体的に」何が悪かったのだろう?と問いかける
2つのタイプの問いかけで自分を探究する
つのタイプの問いかけで自分を探究する
1つ目:失敗の事象をどんどん深く掘っていくやり方
2つ目:失敗のほかの事象もいっぱい出してみる
成果が遅れてやってくる場合もある、少し待ってみよう
「あせりすぎない」「気負いすぎないこと」
今日は何店だったか?を点数にしてみる
しかし、これらのことを執拗にやっても、
まとめ
「必ず、毎回失敗する事象」が出てきます。
その場合は、もう一度、目標・目的を見直して、
その手段を考えなおしましょう。
尚、この「継続」が出来ると
例えば、「成功」などの達成率が格段とあがり、あなたを楽しく「成功」に導けます。
お互いに、「がんばりましょう!」