「お金への求愛の法則」というのを知っていますか?
例え話しです。
男女の関係で、女性は追いかけると逃げると言います。
厳密に言うと
好きでもない男性に追いかけられると女性は逃げます。
それは、女性の心理で、「うっとうしい!」
と思う気持ちがあり、自然な振る舞いで
その男性を避けるようになります。
しかし、ここが微妙な心理状態で
女性が逃げる、または、避けられると
男性は余計に燃え上がり、その女性を追いかけたくなります。
もちろん、この心理が、「お金」と共通しているとは思いませんが、
私の体験から、「お金」を執拗に欲しており、
毎日、毎日、「お金」、「お金」と求めていました。
ところが「お金」さんは、まるでこの女性のように逃げます。
そして、こちらは執拗に追いかけ、恋い慕っています。
しかし、どんどん離れて行き、その後ろ姿さえも
かすれてきている状態で、いつも「待って!」と叫んでいます。
何度か、本で「お金」を大事にしよう!
「お金」を大切に扱おう、まるで恋人のように・・・
と信じて来ました。
でも、現実は、まったく別の状態になっており、
まるで、私が「お金」に対するストーカーしていて
「お金」どんどん逃げて行きます。
そこで気づいたのです。
「なるほど、『お金』は女性と同じなんだ。」
だから、追えば、追うほど、「お金」=女性は逃げる、逃げる!
そうなのです。
「うっとうしい!」だから嫌われるのです。
というものの「お金」=女性を粗末にしたり、
乱雑に扱うとそれこそ、愛想をつかされます。
「じゃ~一体どうすればいいんだ!」
ここで悩みました。
追わず、離れず、蔑ろにせず。
そっと寄り添う。
この程ほど感が、いいんじゃないでしょうか?
あまり、「お金」、「お金」と求愛せず、
それでいて粗末にせず、
大人としての付き合いに徹する。
ここからが、今までの考え方の極意です。
私が、何年も悩んだ末に見つけた
「お金への求愛の法則」
実は、本で大金持ちの「お金」の接し方を探していました。
つまり、「お金」には感情があるのです。
そりゃ~「お金」さんは、粗末にされるより、大切に扱ってくれる人を好みます。
ここは間違っていない。
しかし、過度の丁寧さやねちねちした扱いには
「うっとうしさ」を感じているのです。
というのも「お金」さんは、じめっとした湿気に近いしつこさを嫌います。
それは、ひとつには、「お金」と相思相愛関係になっていない。
ということにも原因があり、
「お金」にしても、女性にしても、じめっとしたしつこさを嫌います。
だから、ここは、「お金」と一定距離を保つ大人の関係を作ります。
それに、大金持ちを見て下さい。
まぁ~たくさんの「お金」を持ち合わせていることもあり、
すべての「お金」との良好な関係を築いています。
その反対で、貧乏人ほど、数枚のお札を過度に大切に扱い過ぎて
「お金」は「うっとうしさ」を感じています。
これが、「お金」から疎まれ、嫌われる原因なのです。
「お金」への一定の距離を取り、「お金」との大人関係、
そして、それを発展させて「お金」との相思相愛関係を築けば、
追いかけなくても、逆に、「お金」は逃げていきません。
逆に、今度は、「お金」に追いかけられるようになるでしょう。
これが、お金持ちの仲の「お金」関係です。